最近、ビジネス用語かと思えば、個人間でもよく使われている、アルファベットで__2(トゥー)を挟む◯2◯__という形呼び方が、あちこちで見られます。

モバイル関連で、P2P や A2Pといえば、何を差すのでしょうか?

P2P = Person-to-person A2P = Application-to-person

つまり、個人(person)の携帯電話へSMSが送られてくるプロセスにある差異のことです。 P2Pは言うまでもなく、個人から個人へ、所有している携帯電話から相手の携帯電話あてに送るSMSですが、A2Pというのは、企業SMSだとか、プロSMSとも呼ばれ、顧客とのコミュニケーションに使われたり、オンラインサービスのユーザー認証手段として送信されたり、差し迫った注意を喚起するメッセージの伝達の役割を負ったり、と、利用目的は様々です。どのように使われても、A2PのSMSは(ビジネス)アプリケーションから発せられます。

P2Pはよく: - Two-way (双方向) - 企業より、個人 - 会話のみ

A2Pはよく: - One-way か two-way(双方向) - API、プログラム、またはアプリケーションを使用して自動化 - 会話、取引、または情報の伝達に使用されます

A2Pの典型的な使い方は、やはり__SMSメッセージを用いた2段階認証__でしょう。自動予約確認システムや、アップグレード確認、オンラインでの旅行予約などで、活躍しています。SMSを用いることによる利便性、効率性、そして、より確かなコミュニケーションに魅力を感じている企業は多数あります。

金融機関のウェブサイトでの、A2P利用の歴史はすでに15年にも及びます。ログイン、サインイン時の本人認証(二要素認証 2FA)や、不正防止、残高通知や、出金確認に使われている他、引き落としの事前通知サービスなどにも活用されています。

A2Pの実用的な例は、Xoxzo のSMS APIです。 このAPIを使用すると、SMSで顧客にマーケティングメッセージを送信できます。1つのAPIで複数のキャリアに配信することが可能。リンクトラキングというオプションパラメーターが使われると、リンクトラッキング機能が作動します。SMSのメッセージ本文中、最初に出てくる URLやドメイン名を自動で、個別短縮URLに変換してリクエストを出します。受信者が受信したメッセージ中のリンクをクリックすると、その日時が記録されます。その上、XOXZOの web APIの使われ方の中で、最も多いものの一つも二要素認証です。SMSを使った二要素認証のやり方は是非読んでください。

これらのA2P SMS送信技術には、Xoxzoを始めとする、SMS APIが役立っています。ウェブ上からアクセスしたり、企業のソリューションの一環として、システム開発技術者により自社システムに組み込まれたりします。

あなたは最近、どんな A2P SMSを受信しましたか?

横山 愛子

横山 愛子

顧客支援及び運営担当

2014年1月に入社。関西外国語大学卒業後、貿易商社での勤務、オンラインストアの立ち上げ、運営、15年に亘る海外在住経験あり。幅広い視野を持って、お客様とのコミュニケーションに努めたいと思っております。