使っていて「わかってる!」と思うシステムがあります。迷わなくていい。覚えておかなくていい。同じことを何度もしなくていい。その小さな使いやすさの向こうには、誰かが設計に使った時間があります。Engineering Time最終回では、エンジニアの時間が生み出す「自由」について考えます。
システムを設計するとき、まず考えるのは「理想」の流れです。でも、実際に人が使うシステムでは、通信が切れることも、入力を間違えることも、外部サービスが応答しないこともあります。「うまくいかなかったとき」まで含めて設計することについて考えます。
顔認証、Passkey、SMS認証、音声認証。どれが「最高の認証」なのでしょうか。使う人も、使う環境も一つではありません。一つの方法を選んで終わるのではなく、安全に目的へたどり着ける「別の道」まで考える認証設計について考えます。
エンジニアの仕事は、コードを書くことだけではありません。使う人の困りごとを見つけ、技術を使ってより良い変化を生み出すこと。何千行のコードより、誰かの「便利」「助かった」につながる一行に価値がある――そんなエンジニアの仕事について考えます。