初めて会う人に、Xoxzoの事業について尋ねられるとき、一番よく聞かれるのに、「Xoxzoの属する市場の規模は?」という質問があります。

Xoxzoは、CPaaS (Communication Platform As A Service:サービスとしてのコミュニケーション・プラットフォーム) ですが、厳密に、どの市場に属しているのかを理解することは難しく、それほど単純ではないとも言えます。Xoxzoは web 開発者によって使用されている、携帯電話 (通信市場) を接続する (IT 市場内の) インターネットのプラットフォームだからです。

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Xoxzoにとって、関心の中心は直接的な顧客 (ウェブ開発者) ではなく、Xoxzoというツールによってどの顧客が誰とつながることができるかということです。このつながりが大きく、多様であるほど、Xoxzoのツールはより有用と言えるからです。

2019 年までに、1.45兆ドル (世界のGDPの2%) が投入される予定です。

1.45兆ドル (世界のGDPの2%) が2019 年までに中小企業によって通信サービスに投入される予定です。(記事英文)

情報技術 (IT) と携帯電話の通話や SMS などの従来形式の通信は、はるかに速いペースで、より寄り添った、シームレスな方式に収束しています。純粋なITや純粋な通信に対しての投資は減り、この総合市場に巨大な需要が見込めます。

大手通信事業者は多国籍企業と直接消費者市場には注目していますが、販売プロセスの非効率性を懸念しており、通信サービスに対して高いコストをかけている中小企業との取引には、興味を示していません。

2020年には、全人口の3/4は携帯電話の契約を結んでいると予測されます。

Xoxzoにとって、すべての電話番号が、通話や SMS の受信者になる見込みがあります。これこそがXoxzoの潜在的な利用者の基盤の大きさを示していて、そのうち半分はアジア太平洋地域にあり、その中でもインドは成長が最も早い市場です

興味深いのが、私たちは2000をわずかに上回る、様々な階層 (ライセンスを保有している完全なGSM事業者、MVNO、MNO のサブブランド) の携帯電話事業者だけで、これら57 億人の世界中の人々の通信のニーズを処理しているという事実です。

より多くの人々が、より多くの選択肢を手に入れるために分け入る、非常に大きなチャンスとも言えます。

2016年、Twilioは前年比66%の収益増がありました。

Twilioの利益の83%は米国内だけで得られた収益で、世界のその他の地域にある、巨大で手つかずのチャンスを残しています。

Twilioは期間内の支出が5ドル 以上のアカウントをアクティブアカウントとみなしていて、2015年の36,606アカウントから2016年の25,347アカウントへ44%の増加がありました。CPaaSには優れた牽引力と需要があるのです。

要するに、膨大なチャンスがあるということです。

我々は、シンプルで信頼性の高いCPaaSには未開発の需要があると信じています。

  • 市場全体の成長
  • 米国外の需要の存在
  • とりわけ南アジアや東南アジアでの需要
イクバル・アバドゥラ

イクバル・アバドゥラ

取締役

1997年に来日。佐賀大学の理工学部を卒業しヤフー株式会社、アマゾン株式会社を経て2007年に株式会社Xoxzoの前身である株式会社MARIMOREを設立。 PyCon JPにもボランティアとして活動しています。合同会社LaLoka Labsの代表。