はじめに

前回のチュートリアルでは、最初のAPIユーザーを作成しました。
今回はいよいよ、Xoxzo Web APIを使ってSMSを送信してみます。

Xoxzo APIの最もシンプルな機能はSMS送信です。この記事では、必要な準備から実際の送信までをステップごとに解説します。


1. 準備するもの

  • シェル環境
    Windowsではコマンドプロンプト、MacやLinuxではターミナルを使用します。
    ここでは「シェル」と呼びます。

  • APIユーザーのSIDとAuth Token
    アカウントにログインし、ダッシュボードの「APIユーザー管理」から確認できます。

  • API SIDAuth Token のペアが必要です。
  • Auth Tokenは「トークン表示」ボタンを押してコピーしてください。

SID and token

  • インターネット接続

2. API認証情報のフォーマット

API SID と Auth Token は次のように コロン(:)でつないで1行にします。

APiSiD:AUthT0k3n

  • コロンを忘れないこと
  • 改行せず1行で書くこと

この認証情報を使ってリクエストを送ります。


3. 実際にSMSを送ってみる

あなたの携帯電話番号を 国番号付き(E.164形式) で準備してください。
日本の場合は +81 を先頭につけ、最初の0を省きます。

例: +819012345678

cURLコマンド例

以下をシェルに入力して実行してください。

curl -u あなたのAPI SID:あなたのAuth Token \
--data-urlencode 'sender=XoxzoTest(送り主として表示されます)' \
--data-urlencode 'recipient=+819012345678' \
--data-urlencode 'message=Hello from Xoxzo!' \
https://api.xoxzo.com/sms/messages/

改行を使わず、1行でまとめて書いても動作します。


4. 実行結果を確認

送信に成功すると、次のようなレスポンスが返ってきます。

[{"msgid":"tHi5i5y0urMsGIdt3xT"}]

msgid が返ってくれば送信成功です。

数秒後にはあなたの携帯にSMSが届くはずです。

キャリアによっては送信者名が変わる場合があります。

送信後はアカウントのダッシュボードからクレジット残高も確認してみましょう。

5. まとめ

これで最初のSMS送信が完了しました! シンプルな1コマンドでメッセージを届けられるのが、Xoxzo APIの強みです。

さらに詳しい使い方や他の機能(音声通話、ユーティリティAPIなど)は、ドキュメントをご覧ください。

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更新履歴

2025-08: チュートリアル全体を更新。最新UIに合わせた説明と補足を追加。



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Xoxzoチーム

クラウド通信エンジニア

2007年から信頼性の高いSMS・電話APIの開発。通信のシンプル化と世界中の開発者の支援を目指す。