ある日、サポートメールの受信箱に、 まるで私が(Xoxzoの顧客サポートが)登録したかのような 「登録確認依頼」メールが、いくつも届き始めました。

しかも、送信元は実在するサービスばかり。

大学のメーリングリスト、 地域サービス、医療機関、 プレスリリース投稿サイトなど、 内容もバラバラです。

Xoxzoのサポートは私しかいないので、 もちろん、登録した覚えはありません。

最初は、

「誰かが、このメールアドレスを使って、 いろんなサービスへ“なりすまし登録”してる?」

と思いました。

でも、 そうだとして、 相手に何のメリットがあるんだろう?

こちらが うっとおしく感じるだけで、 かなり手間のかかる嫌がらせです。

……と思ったのですが、 どうやら、こういうことを自動で行う bot は、 普通に作れてしまうらしい。

普通の迷惑メールと少し違う

今回ちょっと興味深かったのは、 「実在サービスからの正常メール」が届くことです。

いわゆる怪しい迷惑メールではなく、

  • 仮登録通知
  • メーリングリスト承認メール
  • 会員登録確認
  • 投稿受付通知

などが、 大量に送られてきます。

つまり、 メール自体は“本物”。

そのため、 メーラー側の迷惑メール判定も効きにくい。

「ちょっと、面白い」というと不謹慎かもしれませんが、 最近の迷惑行為も、 かなり“運用寄り”になっているんだな、と感じました。

Subscription Bombing というらしい

こういう攻撃は、 「Subscription Bombing (意訳:大量登録爆撃)」 「Email Bombing (意訳:メール爆弾)」 などと呼ばれているようです。

目的は様々ですが、

  • 単なる嫌がらせ
  • メールアドレスの生存確認
  • 本命の重要通知を埋もれさせる

などがあるとのこと。

今回は念のため、

  • 不審ログイン
  • 転送設定
  • 重要通知
  • MFA関連

などを確認しましたが、 現時点では、特に異常は見つかっていません。

“止める”より、“影響を小さくする”

こういうものは、 犯人を止めるのが難しい。

登録元が実在サービスなので、 単純なスパムフィルタも効きづらいからです。

なので今回は、

  1. 重要通知を埋もれさせない (これ、重要!)
  2. フィルタリングを整理する
  3. 公開メールアドレスの運用を見直す

など、 「影響を小さくする」方向で対応しています。

インフラやサポート運用をしていると、 時々こういう、 “妙に現代っぽい迷惑行為” に出会いますね。

横山 愛子

横山 愛子

顧客支援及び運営担当

2014年1月に入社。関西外国語大学卒業後、貿易商社での勤務、オンラインストアの立ち上げ、運営、15年に亘る海外在住経験あり。幅広い視野を持って、お客様とのコミュニケーションに努めたいと思っております。