小さく始めて、ちゃんと守る。 「ちょっと使い」のSMS認証を支えてきた理由
Xoxzoは、業界の中では比較的長く続いているサービスですが、 決して大きな会社ではありません。スタッフは最小限、フルリモートで、いわゆる「濃い企業文化」があるわけでもない。 それでも長く続けてこられた理由のひとつが、「ちょっとだけ使いたい」という多くのお客様に支えられてきたことです。
商業SMSの中心的な役割は「認証」
商業SMSの用途として、いま最も重要なのは本人認証でしょう。 ネットバンキング、保険、EC、各種オンラインサービス―― オンライン化が進めば進むほど、 アカウントの乗っ取りやなりすましを防ぐ仕組みが欠かせません。
現代社会では、多くの人が携帯電話を常に持ち歩いています。 取得率という点で見ると、 もしかするとマイナンバーよりも「携帯電話番号」の方が、 実質的に“本人性”を担保している番号だと言えるのかもしれません。
SMS認証を組み込むには、APIが必要になる
「認証用SMSを送信する」仕組みを 自社サービスに組み込む場合、一般的にはSMS送信APIを利用します。
企業規模が大きければ、 - IT部門があり - 専属エンジニアがいて - あらかじめ大量のSMS送信が見込める ため、API導入のハードルはそれほど高くありません。
しかし、中小企業、スタートアップ、個人事業主の場合はどうでしょうか。
- サービス自体がまだ立ち上がっていない
- ユーザー数も未確定
- 月間SMS通数の見込みも立たない
こうした状況では、 「月◯万通送ります」といった前提の商談自体が難しいのが現実です。
For small projects, even “just 100 authentication messages” can be a significant hurdle.
小規模プロジェクトは、SMS認証を諦めるしかない?
SMS認証を自前で用意しようとすると、 実は「コードを書く」だけでは済みません。
- 各携帯キャリアとの契約
- 接続方式の調整
- 技術的・事務的な手続き
これらが必要になり、 小規模なプロジェクトには現実的ではないケースも多いのです。
それでも、 セキュリティを後回しにすれば、 ユーザーの信頼は得られません。
ユーザーが100人なら、SMSは100通。 この 「たった100通」 をどう実現するか―― そこに悩む方は、実は少なくありません。
完全オンラインで、すぐに使えるXoxzoのAPI
XoxzoのAPIサービスは、 完全オンラインで、24時間いつでもアカウント作成・即時利用開始が可能です。
昼間は別の仕事をして、 夜に少しずつオンラインサービスを作っている個人エンジニアの方でも、 時間に縛られることはありません。
料金体系は前払い制。 アカウント開設時に付与されるクレジットで動作確認を行い、 問題なければ最低1,000円(税別)からクレジットを購入して利用できます。 ※法人のお客様向けには、請求書後払いの個別契約もご用意しています。
購入したクレジットは90日間有効。 少量利用でも、 約1,000円で3か月間、自社サービスにSMS認証を導入できます。 利用が増えれば、もちろんいつでも追加購入によるチャージができます。 営業とのやり取りや、煩雑な契約書の取り交わしも不要です。
さらに簡単な「OTP API」という選択肢
Xoxzoには、 SMS送信APIとは別にOTP APIも用意されています。
自社サービスのURLなどを登録するだけで、 SMSによるワンタイムパスワード認証を より簡単に導入できる仕組み 「SMS絶対認証」です。
しかも、利用料金は1通3円(業界最安級)。 小規模サービスや検証用途には、特に相性の良い選択肢です。
SMSが届かないときの「次の一手」
SMS認証で意外に困るのが、 「SMSが届かない=認証できない」ケースです。
- 電波状況
- 端末設定
- 固定電話しか持っていない利用者
こうした場合に役立つのが、 Xoxzoの音声APIです。
SMSがうまくいかない場合のバックアップとして、 音声による認証コード送信を用意しておくことで、 ユーザーの離脱を防ぐことができます。
SMS・音声、どちらも同じクレジットで利用できるのも、 小規模利用には便利なポイントです。
「ちょっと使い」を止めない仕組み
前払いクレジットは、 SMS認証や音声認証が使われるたびに減っていきます。
残高がなくなると、 せっかく用意した認証が使えなくなってしまいますが、 Xoxzoでは残高低下通知を設定できます。
通知を受け取りたい残高は、ユーザーごとに自由に設定可能。 利用ペースに合わせて、 無理なく、無駄なく使い続けられます。
小さく始めて、ちゃんと守るために
OTP API、SMS送信API、音声API。 どれも「大量利用」ではなく、 「ちょっと使い」から始められるのがXoxzoの特徴です。
小さく始めても、 セキュリティだけは妥協しない。
そんなプロジェクトを、 これからもXoxzoは支えていきます。